BlinkGTK の更新と、関連する取り組みのお知らせです。 Atom
2026-08-30 · リリース
GPU が使用できない環境でも、フォールバックによりソフトウェア描画で表示されるようになりました。ドライバが無い、仮想環境で GPU が見えないといった場合に、描画データが 5 秒間届かなければソフトウェア描画へ切り替え、その理由を標準エラー出力に記します。GPU が使える環境では切り替わりません。あわせて、画面を撮影した画像で赤と青が入れ替わることがある問題を修正しました。
2026-08-27 · リリース
レンダリングエンジンを Chromium 152 に更新しました。縦組みで、閉じ括弧が行末に来ると行が途中までしか埋まらない現象 (34 文字入る行に 17 文字) が直り、段組みでも列が最後の 1 行を次の列へ送らなくなります。direction: rtl と併用したときの行格子も保たれます。組版の結果が変わります。
2026-08-16 · リリース
描画経路を、アプリを再起動せずに切り替えられるようになりました (BlinkShift 公開 API)。切替はテスト環境の実測で数百ミリ秒、切替後の描画が確認できなければ自動で元の経路に戻ります。GtkApplication と正しく併用できる blink_gtk_application_run() と、画面に出さない場面を宣言する提示ポリシー API も加わりました。大きなユーザースクリプトが描画プロセスに届かない問題も解消しています。
2026-08-12 · リリース
自主的なセキュリティ点検の結果を反映しました。サイトごとのプロセス分離を既定で有効にしました — あるサイトのページが乗っ取られたときに、別のサイトのデータを読ませないための境界です。複数のサイトを開くと描画プロセスが増えるため、メモリ使用量が増えることがあります。あわせて sandbox の可否判定を実測に変え、状態を問い合わせる API を追加しました。環境変数の一覧も新設しています。
2026-08-12 · リリース
開発用パッケージ(devel)に同梱しているヘッダが、1 版前の版数を名乗っていました(v1.2.0 の build1 から build6 まで、すべて該当します)。実行時 API は当初から正しく、影響を受けるのはコンパイル時のマクロだけです。ヘッダを include しなくてもビルドは通るため、長く気付けませんでした。実行部分は build6 と同一で、Chromium の再ビルドは行っていません。
2026-08-11 · リリース
レンダリングエンジンを Chromium 151.0.7922.108 に更新しました。ウィンドウを閉じる・隠す・入力を扱う経路の不具合が 10 件直っています。あわせて、登録したユーザースクリプトがページ本文より先に走るようになり、JavaScript の実行結果が JSON で返るようになりました。
2026-08-10 · リリース
hyphens: auto を指定すると欧文が語の途中で適切に分割されます。52 言語の辞書を同梱しています。分綴は欧文の両端揃えとセットで成立するため、これまでは行が短いほど語間が開いていました。
2026-08-09 · リリース
リポジトリを一度登録すれば、以降は dnf upgrade で新しい版に追随できます。パッケージは署名済みで、リポジトリは gpgcheck=1 です。
2026-08-08 · リリース
software モードで、動き続けるページ (Canvas・CSS アニメーション・動画) が静止しなくなりました。
2026-08-08 · リリース
BLINKGTK_GPU_MODE=egl だけで GPU 経路に切り替えられます。アプリ側のコード変更は要りません。
2026-08-05 · 上流への貢献
縦書きで閉じ括弧が行末に来ると、行が半分しか埋まらないことがあります。再現条件と計測を添えて上流に報告しました。
2026-08-01 · リリース
圏点を付けても行送りが太らなくなり、ルビのはみ出しが指定どおりに効きます。